国内第3のLCCバンブー航空が運行開始

2019年01月17日(木)00時00分 公開
国内第3のLCCバンブー航空が運行開始

<1月16日午前6時、乗客を乗せたバンブー航空初便が出発する様子(写真提供:VNA)>

 

1月16日、ベトナム第3の格安航空会社バンブー航空が運行を開始し、同日午前6時に初便がホーチミン・タンソンニャット国際空港を離陸した。

 

ホーチミン発ハノイ行きのバンブー航空初便(QH202便)に搭乗した乗客からはフライトアテンダントの接客や手続きのスムーズさに満足の声が寄せられた。

 

バンブー航空は国営ベトナム航空や格安航空会社ジェットスターパシフィック航空、ベトジェット航空、ベトナムエアサービス(VASCO)に続き、乗客、郵便、貨物の輸送の認可を取得した。


同社は1月12日正午から航空券の販売を開始しており、最低価格は14万9000ドン(約745円)だ。


バンブー航空はBinh Dinh省Quy Nhon市に拠点を置くベト・バンブー航空の一部である。ベト・バンブー航空は建設・不動産会社のFLCグループが2017年に株式資本7兆ドン(約350億円)で設立した航空会社だ。


FLCグループはバンブー航空を様々な市場の需要に対応するために、低価格と従来型のフルサービスキャリアを融合したハイブリッドな航空会社として位置付けている。


また、同グループはQuy Nhon市にあるPhu Cat空港やNhon Hoi経済特区と空港を結ぶ道路の拡張といった航空運航のためのインフラへの投資も行なっている。


計画では、2019年に同航空は国内外の主要な都市や観光地へ37路線の運航を目指している。初期段階での国内線はハノイーQuy Nhon、ハノイーDong Hoi、ホーチミンーQuy Nhon、ハノイーホーチミン、ホーチミンーVan Donの予定だ。1日に60便以上の国内便の運航が計画されている。


日本や韓国、シンガポールといたアジア諸国へのフライトやヨーロッパへのフライトはワイドボディ機を使用する予定だ。


また、同社はベトナム民間航空局と空港の離着陸とセキュリティ・チェックの使用に関して覚書を締結した。使用可能な空港はタンソンニャット空港(ホーチミン市)やノイバイ空港(ハノイ)、Phu Cat空港(Quy Nhon)、Dong Hoi空港(Quang Binh)、Tho Xuan空港(Thanh Hoa)、Cat Bi空港(ハイフォン)だ。

 

出典:SAIGONONLINE

 

 

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