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ホーチミン、洪水対策急ぐ
<ホーチミン7区で建設中のTan Thuan下水システム(VNAより)>
ホーチミンは今年、総工費8兆8000億ドン(約440億円)をかけ、218件で洪水対策工事を実施する予定だ。
ホーチミン市洪水対策プログラムでは、今年、市内中心部550㎡と合計650万人が暮らす北部、西部、北東部、南東部のエリアでの洪水対策が最優先だという。
また、ホーチミン1区のMai Thi Luu通りと7区のHuynh Tan Phat通りで行われている排水能力向上を目的とした2つのプロジェクトが完了する予定だ。
満潮時に河川の決壊が頻繁に発生する9つの道路のうち、4箇所の洪水防止工事は竣工する予定だ。
ホーチミン市はTan Phu区にあるTan Quy通り、Tan Binh区のBau Cat通りとTruong Cong Dinh通り、Thu Duc区のDang Thi Ranh通りとDuong Van Cam通り、Go Vap区のLe Duc Tho通りの排水能力向上を目的とした4プロジェクトを検討しているという。
水資源保護や貯水可能量の増加、清潔で美しい都市景観作りで、住民の生活の質と環境保護に対する意識が向上されることが期待されている。
下水収集・処理プロジェクトや道路整備、地下貯水池建設は緊急性が高いとされている。
また、1日あたり46万9000㎥の容量を誇るBinh Chanh区のBinh Hung排水処理場と2区のNhieu Loc - Thi Nghe排水処理場(48万0000㎥)の第2期プロジェクトも急がれている。
ホーチミン人民委員会は、プログラムの実施中に発生した問題を解決するために6ヶ月ごとの報告を実施し、年末に見直しを行うよう建設部門に指示した。
科学技術部門は排水システム、廃水処理、貯水池、堤防、地下水タンクなどの最新技術を研究、展開するよう指示されている。
計画投資部門は、官民連携を通じて実施されるプロジェクトへの投資を勧誘するため、メカニズムと方針を研究開発している。
出典:SGGP
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