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台湾系ミルクティーチェーン、ベトナムから撤退へ
2019年07月18日(木)00時00分 公開
<ホーチミンのタンフー区のショッピングモールにあるTen Ren店の様子( 写真提供:Ten Ren)>
台湾系のミルクティーブランド「Ten Ren」をフランチャイズ展開する「The Coffee House」社は、8月にベトナムでの同ブランドのフランチャイズ事業を撤退する予定だ。
「The Coffee House」社は、ビジネスモデルが適切ではなく、顧客の要求を満たすことができなかったため、業績は予想通りにならなかったと述べた。
15日に発表された声明によると、ホーチミンとドンナイ省にあるTen Renの23店舗は8月15日に閉店する予定だ。
Ten Renは2017年11月にベトナムでの事業を開始し、昨年末までに40店舗をオープンする計画だったが実現していない。同社がベトナムに参入した際には既に競合が多数存在していた。
ベトナム中小企業協会によると、昨年ベトナムにはミルクティー店が2000店出店しており、4日に1店舗のペースで新店舗がオープンしていた。
市場調査を行うイギリス系企業のEuromonitor Internationalによると、ベトナムでは約30の主要ブランドが事業を展開しており、2億8200万ドル(約304億円)の市場規模で競合している。
ミルクティーは若者の間で人気を博している。昨年の市場調査会社Nielsenの調査によると、ベトナムではZ世代(1990年代〜2000年代半ば生まれ)の81%が時間があるときに、タピオカミルクティ店に行くことが楽しいと回答している。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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