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ベトナムで新たにコロナウイルス感染者、国内8例目
2月3日午前に、ベトナム国内8例目となる新型コロナウイルスの感染症例が確認された。
感染が確認されたのはビンフック省に住む29歳の女性だという。
女性は、1月30日に感染が確認された3人と同じ日系企業の従業員で、3人とともに武漢で研修を受けた後に帰国していた。
現在、女性はハノイ・ドンアン地区にある国立熱帯病病院で隔離され、容態は安定しているという。
1日には、ホーチミン保健省が、アメリカから武漢空港を経由してタンソンニャット空港に到着した73歳のアメリカ国籍の男性1名が新型コロナウイルスに感染していることを発表し、ベトナム国内7例目となった。
男性は1月16日にホーチミン市に到着し、宿泊先のホテルで咳の症状が見られ、息苦しさも感じたため、31日に市内の熱帯病院を受診し、感染が確認された。
男性が宿泊したホテルは、現地の「コロナウイルス迅速対応チーム」により消毒が行われ、従業員と宿泊客の計14名は、2月15日まで経過観察のため隔離措置が取られるという。
中国の武漢に始まり、世界各地に感染が拡大している新型コロナウイルスはベトナムでも感染の拡大が確認されている。
旧正月で中国人旅行客が増加したのに加え、ベトナムのテトで多くの人が移動したことでさらなる感染の拡大が懸念されている。
ベトナム保健省は国民向けに、以下の勧告をしている。
(1)発熱や咳、息切れがある場合は、旅行や出張を避ける。疑わしい症状がある場合は、直ちに診療所を受診し、旅行や出張の場合はスケジュールを医療従事者と共有する。
(2)発熱、咳のある人との接触を避ける。 目、鼻、口を手で触るのを避け、石鹸でよく手洗いする。
(3)咳やくしゃみをする時は、分泌液の飛沫を抑えるために、布やハンカチで、口や鼻を覆う。
(4)旅行中に症状がある場合は、すぐに航空、鉄道、自動車の担当者に通知し、早めに医療機関を受診する。
(5)調理済みの食品のみを使用する。
(6)公共の場や人前で無差別に吐き出さない。 家畜や野生動物との密接な接触を避ける。
(7)大勢の人々がいる場に行くとき、または症状のある人と接触するときは,マスクを着用する。
【注意喚起】
新型コロナウイルスの流行を受け、日本の外務省は繰り返し注意喚起を行っています。
また、最新の海外安全情報をメールで受け取る事ができるたびレジ(3ヶ月未満の渡航)、在留届(3ヶ月以上の渡航)に登録をおすすめします。
緊急時の連絡、安否確認、支援などを受けることができます。
※この記事は各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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