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ハノイで観賞魚を売る男性の写真、写真コンテストで最優秀賞に
ハノイのバイクで観賞魚を販売する男性をうつした写真がスミソニアン写真コンテストで優勝した。
スミソニアン写真コンテストはアメリカの有名なスミソニアン博物館を運営するスミソニアン学術協会が主催の、写真家の登竜門といえるフォトコンテストだ。
「A fish seller displays his goods」という題名の写真は、イギリスの写真家Jon Enochさんが2019年2月にベトナムを訪れた際に撮影されたものだという。
Enochさんは、バイクに商品をたくさん積んで運ぶ姿に感銘を受け、1週間かけて商品をたくさん積んだバイクを探し、撮影のためポーズをとるよう説得したという。
Enochさんが撮影した透明の袋に入った観賞魚がたくさん積まれているバイクの写真は、フォトコンテストで最終選考で60作品の中から最優秀賞に選ばれ、Enochさんには2500ドル(約27万円)の賞金が与えられた。
雑誌『スミソニアン』の編集長は、Enochさんが撮影した写真について「伝統が具体化された写真で、そのうちなくなってしまうかもしれない伝統を収めたものだ。」と話した。
観賞魚を含む商品をバイクに乗せる露天商はベトナムの公園やエンターテイメントの会場など、各地で見かけられ、特にベトナムの大都市では見慣れた光景となっている。
2018年には、ベトナム人の写真家Nguyen Huu Thongさんがベトナム北部の高地Ha Giangにある市場で撮影した「Flea Market Breakfast」が同コンテストで大賞を受賞している。
多数のベトナムの風景を収めた写真が国際、地域、国内で賞を受賞しており、非常にフォトジェニックな国としてベトナムの評判を高めている。
※この記事は各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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