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中国人らの不法滞在を手助け、ダナンでベトナム人と中国人を起訴
<写真:tuoi tre>
ベトナム人女性と中国人男性2人が、ダナンのホテルで中国人らの不法滞在を手助けしていたなどとして起訴された。
トゥオイチェー(Tuoi Tre)が報じた。
トゥオイチェーの情報筋によると、15日の朝、ダナン市人民検察院がダナン出身のChau Vy Anh容疑者(29)、中国国籍のXiang Yi Pin容疑者(34)とMa Bing容疑者(34)に対し、他の中国人らにベトナムでの不法滞在を手配したとして起訴状を出していた。
2020年7月31日、入国管理官がNgu Hanh Son区のレモンツリーホテルを捜査し、有効なビザや旅券を所持していない中国人8人を発見していた。
捜査の結果、同ホテルはHo NgocTham氏名義の会社に所有されているものであることが明らかになった。
Thamさんは、2019年9月から事業が赤字だったため、Anh容疑者とXiang容疑者にホテルを貸していたという。
Ma容疑者については、2019年下旬から2020年1月まで同ホテルで勤務しており、その後中国に帰国をしていた。
しかし、2020年6月にMa容疑者はベトナムへ不法入国し、同ホテルに滞在していたという。
Anh容疑者とXiang容疑者はMa容疑者のビザが失効していることを認識していたものの、宿泊料を受け取るために滞在を許可していたとされる。
容疑者らは7月にダナンで社会隔離が実施された際、ベトナムに不法滞在しているより多くの中国人を手助けし、ホテルに滞在させる計画について話し合ったという。
2020年6月2日〜7月31日までで3人は1泊20万ドン(約1000円)で、約15人の中国人をホテルに不法に滞在させたとされる。
中国人不法滞在者を手助けする計画を実行するため、Ma容疑者はWeChatを通じてLao Zhangという中国人男性と連絡をとり、中国からベトナムへ不法入国しようとしている人々を車に乗せる場所を手配したという。
Xiang容疑者についてもWeChatのグループで中国人らと連絡を取り、警察の検査を免れるための支援をしていたという。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。