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ベトナム、中国製ワクチンの使用を緊急承認か 先月にWHOも承認
2021年06月02日(水)14時46分 公開
<写真:flickr.com>
1日(火)、ベトナム保健省は中国国有製薬大手の中国医薬集団(シノファーム)が開発した新型コロナウイルスワクチンの緊急使用を許可することを検討していることを明らかにした。
同省医薬品管理局の報道官によると、現在、専門家らがシノファーム製ワクチンの有効性や安全性についての評価を行っており、不足している情報については中国政府に問い合わせをしているという。
シノファーム製ワクチンは世界保健機関(WHO)が5月7日に欧米以外で開発されたコロナワクチンとしては初めて緊急使用を承認していた。
同ワクチンは、現在世界42の国と地域における接種で使用されており、すでに2億回分が供給されているという。
ベトナムがこれまで緊急使用を承認しているのはアストラゼネカ製のワクチンとロシアが開発した「スプートニク V」。
しかし、スプートニク Vについては、ロシア政府要人がベトナムを訪問した際に寄贈された1000回分だけで、実際に国民向けに使用されてるのはほとんどがアストラゼネカ製のワクチンだ。
ベトナム政府は今年中に1億5000万回分のワクチンを確保を目指している。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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