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10日で500万人を検査、ホーチミンが新型コロナ大規模検査実施
ホーチミン市は、6月26日から約10日間で500万人を対象に新型コロナウイルスの大規模検査を実施している。
市内における新型コロナウイルスの感染状況に歯止めがかかっていないことから、当局は感染者の早期発見に全力を挙げる方針だ。
VNエクスプレスなどの報道によると、医療従事者4000人以上が市内の全21区とトゥードゥック市で夜通し検査を行っているという。
6月30日(夜)には、トゥードゥック卸売市場だけで、同市場に関係する者5000人に対して、検査が行われたという。
また、各地域で当局から住民に対して検査を受けるよう通達が出ているという。
これに先立ち、ホーチミン市疾病管理センター(HCDC)のPhan Thanh Tam氏は6月26日から7月5日まで、ホーチミン市は市内全域の住民500万人を対象に新型コロナウィルスの検査を実施すると発表していた。
6月26日〜30日までに、8区、ビンタン(Binh Tan)区、ホクモン(Hoc Mon)区、ビンチャン(Binh Chanh)区、タンフー(Tan Phu)区の住民約254万人に対して検査が行われたという。
さらに、7月1日〜5日には各地域の感染状況に応じて残りの地区で約250万人に検査を実施するという。
当局は、市内の各地区を感染リスクのレベルに応じて分類しており、感染リスクが高い地域から順に検査が行われるという。
感染リスクの分類は以下の通り。
●最も感染リスクが高い地域
- ビンタン区
- ホクモン区
- ビンチャン区
- 8区
- タンフー区
- トゥドゥック市の一部
●感染リスクが高い地域
- ゴーバップ(Go Vap)区
- 1区
- ビンタイン(Binh Thanh)区
- タンビン(Tan Binh)区
- 5区
- 4区
- 12区
- トゥドゥック市の一部
- クチ群
●感染リスクのある地域
- カンゾー郡
- 10区
- 11区
- 7区
- フーニャン(Phu Nhan)区
現在、ホーチミン市では1日50万人に対して、新型コロナウイルスの検査が実施されている。
当局はさらに検査を加速させるため、医療従事者のほか、医学生6000人に対しても大規模検査に従事するよう要請したという。
7月1日(木)には、ハイズオン医科大学の学生と教員がホーチミン市での新型コロナウイルス感染防止活動に参加するため、ホーチミン市へと空路で移動した。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。