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チン首相が日本訪問、日本と経済・安全保障での協力強化目指す
2021年11月23日(火)10時04分 公開
22日、ファム・ミン・チン首相が日本を訪問し、岸田首相との会談などを通じて、日本と経済や安全保障の分野で協力を強化したいという意向を示した。
10月に岸田政権が発足して以来、首脳会談を伴う外国首脳の来日は今回が初めて。
このことについて、チン首相はNHKの取材で日本の新政権に初めて公式に招待される首脳となり大変光栄だと述べた。
チン首相は、ベトナムは地域と世界の平和と安定、発展と繁栄のため両国関係が新たな段階へ発展することを望んでいるとし、今回の訪問が日本との関係強化に繋がることに期待を示したという。
また、経済や安全保障の分野でもさらなる協力を進めたいとしており、新型コロナウイルスの影響で打撃を受けた製造業などの再生を図り、安全保障では中国が進出を強める東・南シナ海情勢について意見を交わすとみられている。
チン首相は、新型コロナウイルスの影響で打撃を受けた経済再建に向け、日本から投資資金を呼び込むため、最も望ましい環境整備を進めると述べており、9月に両国が署名した防衛装備品・技術移転協定を含め、防衛協力の促進に力を入れる意向も示している。
さらに、時事通信は、チン首相が新型コロナウイルス対策などについて、日本との協力強化を目指す考えを示したと報じた。
具体的には、医薬品やワクチン製造に関する技術などが挙げられ、日本からの技術移転に期待を示しているという。
チン首相は22日〜25日まで日本を訪問し、岸田首相などとの会談や、日本貿易振興機構(JETRO)の催しでスピーチを行う予定だという。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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