第1四半期に建材、不動産価格が上昇:建設省

2022年04月20日(水)10時21分 公開
第1四半期に建材、不動産価格が上昇:建設省

〈写真:VnExpress〉

 

建設省の調査によると、3月の不動産価格は1.5〜3.6%上昇した。

 

この調査は8つの都市と省のデータに基づいており、建設資材の価格も前四半期から1〜3.5%上昇している。

 

不動産セクターでは地価が最も高く、ハノイ市では前月比2.85%、ホーチミン市では3.6%上昇した。

 

アパートと独立住宅の価格は、ハノイ市で1.53%と2.24%、ホーチミン市で2.48%と2%の上昇となった。

 

不動産コンサルタント会社のレポートでも、供給不足と建設コストの増加、法的手続きの遅れによる上昇傾向が指摘されている。

 

事業用不動産サービス世界最大手のCBREによると、第1四半期にハノイ市の新規物件の価格は昨年より13%高くなった。

 

世界最大の総合不動産サービスのクッシュマン・アンド・ウェイクフィールドは、ホーチミン市のアパートの価格が30%近く上昇したと推定している。

 

同省の報告によると、セメントの価格は四半期中に1〜3%、昨年の第4四半期より1トン当たり3万〜5万ドン(約168〜280円)高くなっている。

 

鉄鋼の価格は3.5%上昇し、1キログラムあたり1万8600〜2万600ドン(約100〜115円)となった。

 

その他の建設資材の価格はわずかな変化であったが、ガソリン価格の高騰やロシア・ウクライナ紛争による品不足のため、大幅に上昇すると予想されている。

 

 

[© poste-vn.com 2012-2024 All Rights Reserved.]
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


行きたいお店を見つける
Loading...
Loading...
Loading...
ホーム ニュース 生活情報 お店探し 掲示板