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航空会社に有料優先チェックインの廃止を命令:航空局
<写真:VN Express>
航空会社はベトナム民間航空局(CAAV)の指示を受け、物議を醸していた「クイック・チェックイン」有料サービスを20日から中止した。
CAAVのディン・ベト・ソン副局長によると、法律では事業者が特定の顧客を優先するサービスを提供することは禁止されていないが、クイック・チェックイン手続きに追加料金を徴収する行為は、顧客サービスの品質や顧客の利益に悪影響を与え、否定的な社会感情を生み出す可能性がある。
各航空会社が提供する有料クイック・チェックインサービスは、ソーシャルメディア上で多くの国民から怒りを買っていた。
同副局長は、航空会社にはすでにVIP向けの優先ポリシーがあるため、今回有料で提供されていた「クイックチェックイン」サービス自体にも問題があると説明する。
エコノミークラスの航空券を持つ顧客がクイックチェックインの料金を支払えば、ビジネスクラスの顧客と同じ質のサービスを受けることができ、後者は支払った金額に見合うだけの特典を受けることができない。
さらに重大な問題は、空港の混雑を解消するために一部の人にだけ特別なサービスを提供することである。
同副局長によると、チェックイン手続きは交通運輸省が発行する規則に従って提供される空港の商業サービスの一部である。
これらのサービスを調整する場合は、実施前にCAAVに報告する必要がある。
現在、CAAVは空港のインフラやサービスの質を向上させるなど、フライトの遅れや混雑の問題に対処するためのいくつかの施策を展開している。
ベトジェットやバンブーエアウェイズなど一部の航空会社が、ホーチミン市のタンソンニャット国際空港でのクイック・チェックインで乗客から最大14万ドン(約826円)を徴収し、差別ではないかとの懸念が広がっていた。
このサービスは航空会社が運営するチェックイン・ブースでのみ利用可能で、通常のセキュリティ・チェックポイントでは利用できない。
乗客の中には、「このやり方は差別的で不平等を助長する」として、空港で抗議している人もいた。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。