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ベトナムの排水インフラ、世界平均の4分の1
2022年08月29日(月)09時14分 公開
<写真:VnExpress>
ベトナム交通運輸省は同国の水道管が国民1人当たり0.5メートル分しかなく、世界平均の2メートルの4分の1であることを明らかにした。
同省と国際協力機構(JICA)が主催した気候変動対応のための排水ソリューションに関する会議で、同省技術インフラ部排水・廃水処理課のルオン・ゴック・カイン課長は、排水システムが有効に機能しない理由の1つは雨水と廃水の両方が同じシステムで収集されているためであることを指摘した。
排水回収率は15%、排水システムの接続率とカバー率は64%に過ぎず、2020年の目標である70%を大きく下回っている。
ベトナムでは都市の発展に伴って湖や池がなくなり、貯水能力低下による洪水が悪化している。また、新旧の排水インフラが同期していないことや資金不足もあり、排水システムの設計容量が実際の雨量に見合っていない。
同課長によると、ハノイ市とホーチミンの両市は激しい豪雨などの異常気象の際に排水を処理することができない状態になっている。
長期的に各都市は排水システムを見直し、維持する必要のある湖や池のリストを更新するなどして、排水能力を向上させる必要がある。また、地方は排水への投資を優先して頻繁に浸水する地域に貯水池やポンプ場を建設する必要がある。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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