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ハノイでタクシーぼったくり被害、日本人観光客へ過剰金返還
〈写真:TuoiTre〉
ハノイ市ホアンキエム区でタクシー運転手に乗車した日本人旅行客グループがぼったくり被害に遭い、ソーシャルメディアで拡散・批判が寄せられる事件が発生した。
同区警察は3日夜、タクシー運転者のL.D.H.さん(24)が8月31日に日本人乗客に対して乗車運賃を過請求した事件の処理を行ったことを明らかにした。
同警察の発表によると、Thanh Nhan Taxi Companyに所属している同タクシー運転手は3日、同区警察署に出頭して事件に関する報告を行った。
ここ数日にわたり同運転手が日本人学生2人に対してタクシーメーターの表示額の10倍である42万ドン(約2510円)を請求したとして、被害情報がソーシャルメディア上で拡散されていた。
同運転手は報告書の中で、「投稿にある2人は間違いで、3人の日本人グループにサービスを提供した。タクシーメーターは4万2000ドン(約251円)の料金表示となっていたが、被害者が50万ドン(約2988円)紙幣を差し出した。お釣りで10万ドン(約598円)を乗客に返したところ、グループ全員がタクシーから降車した」と主張している。
言葉の壁があったために同運転手はその状況で適切に対応できず、余分に料金を受け取ったままタクシーで走り去ったという。同運転手は正しい運賃の4万2000ドン(約251円)よりも多い35万8000ドン(約2139円)を受け取ったことになる。
自分の行為が間違っていると認識した同運転手は8月31日夜、被害に遭った日本人グループに会うためにホテルを訪れ、謝罪を行うとともに過請求額を切り上げた36万ドン(約2151円)の返還を行った。
同区警察によると、同タクシー運転者は今後同様の犯罪を繰り返さないことを確約しているという。
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