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アジア太平洋地域の主要経済国、ベトナムがGDP成長率をリード
2022年09月28日(水)09時09分 公開
<写真:VN Express>
ベトナムは今年のGDP成長率7.2%を目標としており、アジア太平洋地域の主要国の中でトップになると予想されているが、世界銀行は世界的なインフレは依然として同国の脅威であると予測する。
世界銀行が27日に発表した報告書によると、ベトナムの成長率予測はフィリピンの6.5%、マレーシアの6.4%、インドネシアの5.1%を上回っている。また、世界銀行は中国の成長予測を5%から2.8%への引き下げを行った。
中国以外の東アジア・太平洋地域の途上国の成長率は昨年の2.6%から今年は5.3%に加速すると予測されている。
世界銀行のプレスリリースによると、同地域の成長を牽引しているのは国債関連の規制緩和による内需の回復と輸出の伸びである。
同地域の生産高の約86%を占める中国は「ゼロ・コロナ政策」によって経済活動が減速中である。また、同地域の成長が予測されてはいるが、世界経済の減速によって同地域の日用品や製造品の輸出需要が減退し始めている。
海外でのインフレ率の上昇は金利上昇を誘発し、1部の東アジア・太平洋諸国では資本流出と通貨安を引き起こしている。こうした動きは債務返済の負担増大や財政余地の縮小を引き起こしており、高い債務負担を抱えてパンデミックに突入した国々を苦しめる。
世界銀行東アジア大洋州地域チーフエコノミストのAaditya Mattoo氏によると、政策立案者はインフレへの対処と経済回復の支援という厳しいトレードオフに直面している。食料や燃料、金融に関するより良い政策があれば成長に拍車がかかり、インフレを防ぐことができる可能性がある。
ベトナムの来年の成長率は6.7%に達すると予想されており、依然として同地域で最も高い水準にある。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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