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昨今のドル高影響、多くの企業が苦境に
2022年10月27日(木)10時03分 公開
<写真:VnExpress>
輸入に頼っている企業を中心とした在ベトナム企業の多くが、米ドル価値の急上昇を受けて苦境に立たされている。
ベトナムドンは今年に入ってから8.6%下落し、タピオカ・ミルクティー・チェーンの「Gong Cha」は輸入のために何百万ドルも多く支払うことを余儀なくされている。
同社の広報担当によると、原材料の90%を韓国と台湾から輸入しており、その消費期限が通常60日であるため、ほぼ毎月輸入をしなければならない。
ドル高の影響によって以前よりも10%ほどコストアップしているが、顧客離れを恐れて値上げせずに為替差損を負担しているという。
他の多くの企業からもドル高の影響を受けて財務が悪化する恐れがあるとして、同様の課題が報告されている。
旅行会社のAZAトラベルによると、同社が提供するタイツアーの予約客はドン払いであるが、タイのパートナーにはドルで支払わなければならず、確実に損失が出る状況になってきている。
旅行各社の利益率は3〜5%と低く、ドル高によりアウトバウンドを提供する企業は利益率がゼロになる可能性があるという。
ドル高は燃料輸入業者にとっても懸念材料となっており、大きなシェアを持つ燃料輸入業者はドル高と輸送費の高騰が重なり、大きな損失を出している。
ドル高が収まる気配が無いため、企業は損失をヘッジする方法を模索しており、AZAトラベルは更なるドル高をヘッジするためにドル備蓄を進める検討を明らかにしている。
また、ホーチミンのあるプラスチック会社は需要への影響を理解しつつも値上げを検討しているという。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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