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ベトナムの燃料不足問題、数十年ぶりに路上ガソリン売が増加
2022年11月07日(月)09時52分 公開
<写真:VnExpress>
ベトナム国内の多くのガソリンスタンドで燃料が不足する中、ハノイ市とホーチミン市では数十年ぶりに街頭へガソリン売りの姿が戻ってきている。
ハノイ市内イェンフー(Yen Phu)通りにある給油所の近くでは男性がペットボトルに入ったガソリンを、ガソリンスタンドの小売価格より10〜32%高い1リットル当たり2万5000〜3万ドン(約147.73〜177.28円)で販売している。
ガソリンスタンドに長時間並ばなくても良いため、高くても路上ガソリン売りから購入する顧客が後をたたないという。
こうした路上ガソリン売りの姿はバーディン区やドンダー区、タイホー区では頻繁に見られる光景となっている。
ホーチミン市ではマイチートー(Mai Chi Tho)通りやハノイ道路にガソリン売りの仮設屋台が出現しており、ガソリンスタンドで購入したガソリンに20〜30%の価格を上乗せして販売されている。
ベトナムの燃料市場はここ数ヶ月にわたって多くの混乱が起きており、小売業者からは「輸送コストの上昇が小売価格に反映されていない影響で赤字になっている」との声が上がっている。
ハノイ市のある燃料販売会社によると、サプライヤーから燃料の購入が難しくなっており、数ヶ月前から毎月20億ドン(約1181万8630円)の損失を出しているという。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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