ホーチミン市の過体重・肥満率、10年間で2倍に増加

2022年12月26日(月)13時36分 公開
ホーチミン市の過体重・肥満率、10年間で2倍に増加

<写真:Tuoi Tre>

 

ホーチミン市の学生の過体重・肥満率が2009年の21.9%から2019年には43.7%に急増したことが明らかになった。

 

この数字は小学校10校と中学校12校、高校11校の計33校で、1万2000人以上を対象に行った調査に基づいている。

 

小学校では体重過多と肥満の割合が2009年の38.5%から2019年には56.9%に急増し、中学生と高校生もそれぞれ15.7%から41.9%、9.4%から25.3%に急増している。

 

全体では21.9%から43.7%となり、10年間でほぼ倍増する結果となった。

 

同市疾病管理センター栄養課のファム・ゴック・オアン課長によると、男女別では肥満の男子が女子を上回っている。また、郊外よりも都心に住む子どもたちの方が肥満率が高い。

 

今回の調査では発育阻害と栄養不良の割合がそれぞれ7.5%から2.8%、6.8%から2.5%に減少したことも明らかになっている。

 

ファムゴックタック医科大学公衆衛生学部のタン・キム・ホン副学部長によると、肥満が増加した理由は運動量の少なさにあるという。

 

別の調査によると、7週間連続で1日60分以上の身体活動を行った高校生は26.1%であった。また、中学校4学年では体を動かす頻度が低い学生の割合は24.4%〜34.9%の範囲にある。

 

パンデミック前からホーチミン市内の幼稚園児は、推奨される身体活動率の18%しか達成しておらず、40%以上の時間をPCや携帯電話に費やしている。

 

 

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