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猫年による需要急増、ベトナムで山猫の密猟・販売が横行
2023年01月19日(木)14時07分 公開
<写真:Tuoi Tre>
ベトナムではテト(旧正月)休暇を目前に控え、ソーシャル・ネットワーク上では希少かつ絶滅の危機にあるベンガルヤマネコの密売が横行している。
干支である猫年の幸運を願って飼育する人が多数いるため、ベトナムではヤマネコの需要が高いという。
13日にはコンタム省在住のデーという男性が、1週間前に捕獲した3kg前後のヤマネコを220万ドン(約1万2040円)で売りに出した。
デーによると、ベトナムではヤマネコが幸運をもたらすと信じられており、ヤマネコの獰猛な外見も人気の要因となっている。
また、食肉用や繁殖用として購入する者は大きく成長したヤマネコを好み、飼育用に購入する者は幼猫を好むという。
しかし、ベトナムではヤマネコの飼育が違法であり、ホーチミン市タンビン区の密売業者であるズイは、購入者に「誰にも知られないように家の中で飼育するように」と注意する。
ホーチミン市森林保護局傘下・野生動物救済ステーションのグエン・クアン・ホアン副所長によると、ベンガルヤマネコの学名はPrionailurus bengalensisで、森林希少種リストIIBグループに入っている。
ベトナムではヤマネコをはじめとする野生動物を、合法的な出所を証明する書類なしに飼育・取引・輸送することは法律違反であり、違反者は違反内容に応じて行政処分または起訴されることになる。
しかし、ホーチミン市ホックモン郡の密売業者であるチーによると、書類がなくても1匹程度を路上で飼育するのであれば特に問題はなく、3〜4匹のヤマネコを連れて歩かない限りは処分の対象になることはないという。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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