世界的な原油価格高騰、ベトナムのガソリン価格も高騰

2023年01月31日(火)11時46分 公開
世界的な原油価格高騰、ベトナムのガソリン価格も高騰

<写真:VnExpress>

 

26日に世界的な原油価格が約2%上昇したことを受け、ベトナムのガソリン価格も30日夜に行われた価格調整で高騰した。

 

ベトナムで最も普及しているガソリンRON95の価格は1リットルあたり990ドン(約5.5円)上昇して2万3140ドン(約128円)となり、E5 RON92の価格は970ドン(約5.4円)上昇して2万2320ドン(約124円)となった。

 

ディーゼル油の価格は1リットルあたり890ドン(約4.9円)上昇して2万2520ドン(約125円)、マズットの価格は1kgあたり570ドン(約3.2円)上昇して1万3930ドン(約77円)であった。

 

ニュース専門放送局のCNBCによると、中国の経済活動再開とアメリカ経済指標の良好を受け、世界的に燃料需要が強まるとの予想から原油価格が上昇している。

 

ヨーロッパで原油価格の指標となっているブレント原油の価格については、1.6%増の1.35ドル(約176円)となり、1バレル87.47ドル(約2万2883円)で取引を終え、アメリカのWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエイト)原油は、1.1%増の86セント(約112円)となり、81.01ドル(約1万546円)で取引を終えた。

 

先週、ハノイ市とハイフォン市では一部のガソリンスタンドで在庫不足となり、1月20日〜26日までのテト(旧正月)休暇中には、ホーチミン市やアンザン省でいくつかのスタンドが営業を停止していた。

 

同期間中にホーチミン市では約12のガソリンスタンドが休業したが、 ホーチミン市市場管理局によると、休業した理由は従業員の帰省によるもので、燃料供給については問題のない状態であるという。

 

また、一部のガソリンスタンドは値段の吊り上げや無許可での休業をしたため、罰金を科されている。

 

国内最大の製油所であるギソン(Nghi Son)製油所は、技術的な問題により今月初めに25%減産していたが、1月15日までに全面復旧している。

 

 

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