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ベトナムでも流行のChatGPT、偽アプリによる金銭被害が増加
<写真:VnExpress>
ベトナムではAIアプリケーション「ChatGPT」を装った偽アプリがApp StoreやPlay Storeに登場し、インストールしたユーザーが支払いを要求されるケースが増加している。
「ChatGPT」はウェブブラウザ版として無料公開されているが、ベトナムではまだ正式公開されていない。
ハノイ市在住のエンジニアであるクオン氏によると、多くの人が偽アプリをインストールし、「ChatGPT」を使用するために料金を要求されている。
「ChatGPT」は1月下旬からベトナムでもトレンドになっており、アプリ知識の無い多くのベトナム人が、「ChatGPT」はデジタルストアからダウンロードできるアプリであると考えているという。
App StoreやPlay Storeで「ChatGPT」というキーワードで検索すると数百の結果が表示され、多くは「ChatGPT」の開発元である「OpenAI」のロゴに類似したデザインになっており、いくつかのアプリは最大で100万ダウンロードを記録している。
実際にそうしたアプリをインストールすると、インターフェースのデザインが悪く、常に使用料を要求する仕様になっているという。
「ChatGPT」を装ったアプリのレビュー欄には「アプリは機能しない。使用前に支払いを要求された。詐欺に注意する必要がある」といったコメントが寄せられている。
「ChatGPT」を使用するためのソーシャルメディアグループの管理者であるナムさんは、「OpenAI」はまだ「ChatGPT」をアプリとして提供していないため、「ChatGPT」と名乗るアプリにお金を払う前には慎重に検討する必要があるとして警戒を呼びかける。
また、サイバーセキュリティ専門家によると、犯罪者が「ChatGPT」の流行を利用して偽アプリをダウンロードさせ、データを盗み出す可能性も高いという。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。