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タンソンニャット国際空港、タクシー料金の大幅値上げを決定
<写真:VnExpress>
ホーチミン市のタンソンニャット国際空港は4月1日から、空港に乗り入れる全てのタクシーに同空港内で営業するためのサービス料として、9100ドン(約50円)の手数料を課すことが決定した。
また、タクシーは乗客を乗せる場所によって、毎回5000ドン(約28円)または1万5000ドン(約83円)の料金を支払う必要があり、ターミナルに最も近いレーンに高い料金が適用される。
この2つの新料金は空港入場料1万ドン(約56円)に上乗せされる形になる。
今回の料金変更によって同空港に入るタクシーは合計2万4100ドン(約134円)または3万4100ドン(約190円)を支払う必要がある。
ホーチミン市タクシー協会によると、新料金の導入によりタクシー事業者の負担が以前より増大し、事業者が同空港に派遣するタクシー数が減少して運賃が上昇することになるという。
タクシー会社のビナサン(Vinasun)は同空港の駐車場7枠に毎月1200万ドン(約6万6700円)を費やしているが、新料金適用後は毎月3億〜9億ドン(約166万8000〜500万3900円)を費やす必要がある。
同社のタクシーは現時点で1日平均2000回同空港に入場している。
また、同空港の駐車場を運営するTCP Vietnam Investmentは空港内の交通管理を目的として、タクシーとのスペース貸しの月額契約を終了し、代わりにターミナルビルへの入場料に切り替えると発表した。
同社によると、現状の月額契約ではターミナル前のレーンに入る車両数を制御することが不可能であり、同空港を無秩序な状態にしてしまっている。
タンソンニャット国際空港は1日平均6万〜7万人が利用する国内最大の空港で、国内線ターミナルにはバスと車用の6つのレーンがある。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。