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ベトナム南部の商業住宅プロジェクト、第1四半期の認可件数は3件:建設省
<写真:Baoxaydung.com.vn>
ベトナム建設省によると、2023年第1四半期に南部地域で建設が許可された商業用住宅プロジェクトは僅か3件であった。
これは数年ぶりに住宅プロジェクトが不足したことを示しており、同地域は新規認可の住宅プロジェクト数や進行中プロジェクト数、完成プロジェクト数において国内最下位となっている。
同省のデータによると、国内では2023年1〜3月期に住宅プロジェクト17件の開発が許可されており、このうち南部地域が3件、中部地域が5件、北部地域が9件であった。
2023年第1四半期に完成した商業住宅プロジェクトは14件で前四半期より50%減少した。
完成プロジェクトは全体のうち北部地域が9件、中部地域が3件、南部地域が2件となり、南部地域の完成戸数はわずか93戸に留まっている。
建設中のプロジェクトについては、北部地域が391件、中部地域が157件で、南部地域は106件である。
地元メディアの統計によると、南部地域の完成プロジェクト総数は新型コロナウイルスのピーク時を含む例年同期時よりもはるかに少なく、憂慮すべき数字を示している。
ホーチミン市を含む南部地域でパンデミックによる社会隔離措置が講じられた2021年第3四半期には、南部地域で商業住宅プロジェクト8件、北部地域では新規プロジェクト13件が認可されていた。
建設省は国会の経済委員会に送った報告書の中で、不動産会社が法的手続きや資金調達、債券発行に関連する複数の課題に直面していることを明らかにした。
土地に関する法律、特に価格政策に関連する障害が住宅プロジェクトの遅延要因となっており、同省によるとプロジェクトにおける障害の50%以上が土地の価格設定である。
その他には土地の使用目的の転換や株式化、土地の引き渡しなどもプロジェクトの障害となっているという。
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