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小型CUV購入のベトナム人増加、販売台数は3年間で3倍増

<写真:VnExpress>
ベトナムにおける自動車販売のトレンドは著しく変化しており、小型クロスオーバー・ユーティリティ・ビークル(CUV)の販売が過去3年間で3倍に増加し、今年1月〜7月の販売台数が3万7238台に達した。
Aセグメントのハッチバックの需要は42%減少したが、Bセグメントのセダンの販売台数は2万5896台と安定していた。
CUVとSUVの人気は近年、世界的に高まっている。
ベトナムもこのトレンドから外れることはなく、ベトナムの4大セグメントはBセグメントのセダン、Aセグメントのハッチバック、小型CUV、MPVである。
これらのセグメントの最高価格は8億ドン(約490万円)となっている。
2022年の市場ではビンファストがファディルの販売を中止したことや、トヨタのウィーゴとホンダのブリオがユーロ5の排ガス基準に適合していないエンジンのために販売を控える事態が生じた。
小型CUVのカテゴリーとしては、ヒュンダイ・クレタ、キア・セルトス、ホンダHR-VといったBセグメント車や、キア・ソネット、トヨタ・レイズ、ビンファストVF 5プラスなどのA+セグメント車、トヨタ・カローラクロス、マツダCX-30といったB+セグメント車が存在する。
ホーチミン市のヒュンダイ・ディーラーのマネージャーによると、若い顧客は高いシャシー、モダンなデザイン、多くのオプションを持つモデルに魅力を感じているという。
近年の自動車メーカーの動きとして、トヨタやマツダ、ヒュンダイなどが小型CUVセグメントに新モデルを投入し、ビンファストをはじめとしたブランドも全電動CUVやSUVのラインナップを展開した。
また、MPVセグメントにおいても、三菱やヒュンダイ、ホンダなどが新車を投入し、市場の活性化を図っている。
市場アナリストの見解として、CUVの販売増加は、BセグメントのセダンやAセグメントのハッチバックの犠牲として進行しているという見方がなされているという。
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