おすすめのプロモーション
ベトナム人労働者の平均月収、2023年に6.9%増加
<写真:thitruongtaichinhtiente.vn>
2023年にベトナム人労働者の平均月収は710万ドン(約4万1380円)に達し、前年同期比で6.9%となる45万9000ドン(約2675円)増加した。
男性労働者の平均月収は810万ドン(約4万7200円)、女性労働者は600万ドン(約3万4960円)であった。第4四半期の平均月収は730万ドン(約4万2540円)で、第3四半期から18万ドン(約1049円)増加した。
年間を通じた収入の増加率は2.5%で、前年同期の1.4%から大幅に上昇しており、これは年末にかけて企業が生産を加速し、注文が改善したためである。
地域別では2023年第4四半期の労働者の収入が全ての経済地域で増加した。最も急激な増加を記録したのはホン川デルタ地域で、平均月収は3.5%増の870万ドン(約5万700円)であった。
一方、東南部地域の平均月収は2.3%増の900万ドン(約5万2450円)と最も少ない収入増加を記録した。
多くの企業が注文を再開しており、生産拡大に伴って数千人の労働者を雇用し、ホーチミン市では失業率が2.91%に減少している。
2023年全体の雇用労働者数は約5130万人で、前年比で68万3000人増加した。
しかし、労働・傷病兵・社会問題省によると、労働者数は増加しているが、労働市場における労働力の質改善が依然として停滞しており、不安定な仕事に従事する労働者の割合が依然として高い。
また、地域や経済部門間での労働力供給と需要の不均衡が続いており、労働市場の供給と需要をつなぐメカニズムや市場の自己調整機能が依然として弱いとされている。
年末に向けて、失業や仕事を失った人の数は第3四半期と比較して減少しているが、同省は2024年の世界情勢が依然として複雑であり、経済は引き続き困難と挑戦に直面すると予測する。
そのため、労働部門は労働市場の安定化と雇用創出に向けた政策の実施に集中する予定である。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。