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2兆円超横領事件の裁判開廷、関係者3000人が参加
2024年03月05日(火)13時10分 公開
<写真:thanhnien.vn>
ベトナム史上最大の横領事件とされる、ヴァンティンファット事件の損害額は498兆ドン(約3兆350億円)に達し、関連する賄賂額も520万ドル(約7億8240万円)と巨額のものとなっている。
5日朝、ホーチミン市人民裁判所は、ヴァンティンファットグループのチュオン・ミー・ラン会長(68)に対する初審公判を開始した。
同会長は資産横領、賄賂提供、および信用機関の活動における貸付規制違反の3つの罪で起訴されており、最高刑は死刑となる。
同日8時22分、裁判所による事件の審理がはじまった。同市人民裁判所の周辺では安全が強化され、数十台の特別車両が同会長を一時拘留所から裁判所に移送した。
同裁判には約3000人が参加し、200人以上の弁護士と関連者が存在する。8時30分頃、裁判長は86人の被告のリストを公表した。
開廷に当たって同会長は「精神状態が安定している」と述べた。
この事件には、サイゴン商業銀行(SCB)の元幹部や職員45人、国家銀行の元職員15人、政府監査の元職員3人、国家監査の元職員1人、評価会社の7人の被告が含まれる。
被告らは、資産横領、賄賂受領、公務執行中の職権乱用、重大な結果を招く責任放棄、銀行活動規制違反の罪で最高検察庁に起訴されている。
特に、ヴァンラン社およびカペラ社の会長であるグエン・カオ・チー被告は、ラン会長から1兆ドン(約60億9470万円)を不正に取得しようとした罪で起訴されている。
この事件は、SCBに対して最大の損害を与えた事件とされ、損害額は約498兆ドン(約3兆350億円)に上る。
ヴァンティンファット事件の裁判は約2ヶ月間続く予定で、4月29日に終了する見込みである。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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