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ベトナム上半期の飲食トレンド、ネギ入りミルクティーがトップ
<写真:tuoitre.vn>
ベトナムではネギ入りミルクティー(trà sữa hành lá)が「不快な味」として多くの批判を集めたが、2024年上半期に最も注目された食トレンドとしてトップに立っている。
YouNet MediaのプラットフォームSocialTrendによると、2024年1月1日から5月14日までの間に、ベトナムの飲食市場は170以上の食に関するトレンドで賑わった。
その中でもネギ入りミルクティーが16万8450件の議論と39万2420件のインタラクションを集め、圧倒的な関心を引いた。
ネギ入りミルクティーは、中国四川省発祥の飲み物がベトナムのミルクティー店で再現され、TikTok動画を通じて急速に広まったものである。
多くの人々から「普通のミルクティーが飲みたい」「ゾッとする」「不快」「お腹が痛くなりそう」といった否定的な反応が寄せられた。
しかし、ネギ入りミルクティーは一週間にわたってトレンドを維持し、ネット上で大量のインタラクションを生み出した。
ネギ入りミルクティーの他には、青梅シロップ(Nước cốt mận xanh)がSNSで上半期に話題となり、4万100件の議論と1060件のインタラクションを記録している。
青梅シロップは中国の若者たちによるレビュー動画から広まり、人気TikTokerのレビューを発端にベトナムでも4月初旬に大きな話題となった。
多くの消費者が青黒い色と奇妙な酸味に驚いたという。
同社の調査によると、多くの議論を呼ぶトレンドは、独自性や消費者の興味を引く要素によって、4日から42日間程度しか持続しないことが多い。
同社は飲食業界のブランドに対して、新しい食べ物のトレンドだけではなく、ユーザーの反応にも注目し、ブランド認知向上にホットトレンドの魅力を最大限に活用する必要があると推奨している。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。