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ホーチミンの工業生産、不動産を中心に順調な回復
＜写真：khoahocphothong.vn＞
ホーチミン市統計局によると、2024年1月〜5月における同市の工業生産指数（IIP）が5.3%上昇し、過去3年間で最高の伸びを記録した。
特に5月には、前月比1.1%増、前年同月比6.2%増と著しい回復を見せている。
同市内の4大主要産業のうち、化学薬品、食品加工、機械は増加傾向にあるが、電子機器は減少した。
また、全体の製造業は4.9%の増加を示し、特に包装資材、ノートや帳簿、洗剤や清掃用製品、木材加工品が顕著な伸びを見せている。
国内外の需要が改善される中、同市の工業生産は回復基調にある。
統計局によると、5月の小売業とサービス業の売上は、前年同月比9.3%増の219兆3000億ドン（約1兆3158億円）に達し、特に家庭用品や建材、宝石類が高い成長を見せた。
国外需要の増加も顕著で、5か月間の輸出額は前年同期比14.2%増の186億ドル（約2兆6040億円）、輸入額は6.3%増の228億ドル（約3兆1920億円）となった。
これは原材料需要の増加と生産の回復を示している。
特に不動産収入は5兆8890億ドン（約353億3400万円）以上となり、同市の総収入の約2.6%を占めた。
2024年内の不動産取引の税収は35兆ドン（約2100億円）に達する見込みである。
同市天然資源環境のグエン・トアン・タイン局長によると、2024年第一四半期には前年同期比13%増の12万件以上の不動産取引が処理された。
取引の多くは個人間で行われており、特にトゥードゥック市、ビンタイン区、12区、クチ郡に集中している。
さらに、不動産業からの収入も増加しており、5か月間で前年同期比7.4%増の101兆814億ドン（約6064億8840万円）となった。
不動産業は同市の収入の中で依然として高い比率を占めており、小売業に次ぐ位置にある。
国内外の需要によって同市の工業生産は順調に回復しており、同局は今後もこの回復基調が続くと予想している。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
