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ホーチミンの新展示センター、10年を経て建設再開
<写真:laodong.vn>
ホーチミン市は10年以上未完成のままであった新都市区トゥーティエム街区に位置する展示センターの再建プロジェクトを再始動するため、新たな施工業者を選定するための入札を開始した。
同市の都市計画展示センタープロジェクトを担当する管理委員会が、外装工事(入札番号6)の新たな施工業者を選定する計画を発表した。この入札は、プロジェクト全体にとって最も重要なものであるが、これまで長い間遅延が続き、プロジェクト全体に悪影響を及ぼしていた。
この外装工事にはガラス壁の製作と設置、外壁、支えフレーム、間仕切り、手すり、天井、金属装飾パネルなどが含まれる。施工業者は、2024年の第2四半期から第3四半期にかけて選定され、工期は180日を予定している。
このプロジェクトは2013年に着工され、サイゴン川沿いの道路と環状通りに位置するトゥーティエム新都市区内に建設されている。
5階建ての建物で、都市計画や建築の展示、イベントの開催、専門家、市民、観光客の交流の場として利用される予定である。建物は2つの傾斜したブロックが集まる形状で、三角形の鉄骨構造を持つ。
完成後にはトゥーティエム新都市区の象徴的な存在となることが期待されている。しかし、基礎工事が完了した後、入札番号6の施工に関する問題により、プロジェクトは数年間停滞していた。
主な原因は、旧施工業者が提出した材料が基準を満たさなかったこと、材料製造業者の技術指標がプロジェクト設計に適合していない点が明確にされなかったことである。
この外装工事が中断されると、他の工事も進められなくなるため、2024年3月に管理委員会は旧施工業者との契約を終了し、新たな施工業者を選定することを決定した。
現在、プロジェクトの完成時期は2025年末に再設定されている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。