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ホーチミンの住宅、地下室の建築許可を提案
<写真:vietnamnet.vn>
ホーチミン市では都市の地下建築空間の計画がまだ整っていないため、都市計画当局は個別住宅に対して1階の地下室までの建築を許可するように提案した。
また、地下室には居住スペースを設けないことも提案されている。
同市の都市計画・建築局(QH-KT)は、都市の地下建築空間管理の状況について、建設省に報告する内容を同市人民委員会に提出した。
QH-KTによると、総合計画に基づき、同市人民委員会は既存の中心区域930haの区画計画を立て、1/2000の詳細建築計画を基本的にカバーする600以上の計画を承認した。
しかし、これらの計画には都市の地下建築空間の内容が含まれていない。
同市はまだ総合計画や詳細な地下建築空間の計画を立てていない状況である。
これまで、同市は主に国家建築規範と地下建築の設計基準に基づいて、地下室のある建築物に対して建設許可を出していた。
QH-KTは2004年から2024年第1四半期までに、1600の地下室付き建築物に対して建設許可を発行したと報告しており、その中でも1区には642の建築物が含まれている。
QH-KTは「商業中心地や公共施設、インフラプロジェクトなどの地下室建設の需要に加え、特に中心区では個別住宅の地下室建設に対する需要が非常に高い」と現状を説明した。
同市がまだ地下建築空間の計画を持っていない中で、QH-KTは同市の建築管理規制に地下建築物の管理内容を追加する必要があると考えている。
また、1/2000の区画計画に地下建築空間の管理内容を追加し、建設許可や詳細な建築計画の基礎とすることも提案している。
家族の個別住宅の建築に関しては、駐車場や技術スペースとして最大1階の地下室の建築を許可し、居住スペースやその他の機能を設けないことを提案した。
投資プロジェクトの建築物に関しては、1/500の詳細な建築計画や総合計画を作成し、関連部門の意見を基に1階の地下室までの建築を審査・承認することを提案している。
2階以上の地下室を持つプロジェクトの場合、地下空間管理規定に適合した詳細な計画の作成、審査、承認が必要である。
緊急性のある地下室を持つプロジェクトに関しては、1/2000の区画計画を調整し、1/500の詳細計画や総合計画を立てるための基礎とすることを提案している。
これらの提案が承認されれば、同市の都市開発において地下建築空間の整備が一歩進むことになる。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。