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500万ドンの借金で友人を殺害、被告に死刑判決
2024年08月01日(木)07時00分 公開

<写真:dantri.com.vn>
ホーチミン市の人民裁判所は7月30日、殺人罪に問われたディン・チョン・ティエン被告(41)に対して死刑判決を言い渡した。
事件は、500万ドン(約3万140円)の借金を巡るトラブルから発展したものであった。
起訴状によると、ティエン被告と被害者のレ・ホアン・P氏(36)は友人関係にあった。
2022年8月6日夜、P氏がティエン被告を食事に誘った際、ティエン被告がP氏に対して借金500万ドン(約3万140円)の返済を要求したことから口論に発展した。
ホーチミン市ニャーベ郡スアンフー村の17番通りでの口論の末、ティエン被告は折り畳みナイフを使ってP氏を何度も刺し、死亡させた。
犯行後、ティエン被告は現場から逃走し、家に帰ってナイフの血を洗い流した後、ベンチェ省に逃げ込んだ。
しかし、8月9日にホーチミン市警察によって逮捕された。
裁判でティエン被告は事件当日、大量の酒を飲んで酔っており、事件の詳細を覚えていないと主張し、殺害を否認した。検察側の質問に対して一貫して罪を認めない態度を取り続けた。
これに対して被害者のP氏の家族は強く反発し、ティエン被告が事実を隠していると非難し、最も厳しい処罰を求めた。
最終的に裁判所は、証拠と証言に基づき、ティエン被告が殺人の罪を犯したと認定した。
判決文では「被告の行為は社会に対して非常に危険であり、法律を軽視し、日常の小さなトラブルで多くの刺傷を与えるという凶悪な行動を示している」と述べられた。
また、被告が過去に麻薬の違法取引で9年の刑を受けた前科があり、責任回避の態度を示したことから、厳罰が必要とされた。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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