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パリ五輪でベトナムのフォー、生春巻きが提供
<写真:baohatinh.vn>
ベトナムの伝統料理であるフォーと生春巻きが、パリで開催されている2024年夏季オリンピックの選手村の食事メニューに加わることが決定されている。
これにより、ベトナムの選手たちは故郷の味を味わいながら競技に臨むことが可能であり、この機会にベトナム料理を世界に広めるチャンスとなる。
パリ五輪2024の公式ウェブサイトによると、フォーはアジア料理エリアの「Soup of the day」として、選手の主食として提供される。
フォーはベトナムの象徴的な料理であり、骨から取った出汁と米麺を基本に、さまざまな具材が添えられる。
栄養情報として、フォーは炭水化物が豊富で、競技中のエネルギー補給に適しているとされている。
また、生春巻きもアジア料理エリアのメニューに含まれており、米粉から作られた薄いライスペーパーで野菜や時には茹でた豚肉やエビを包んだものである。
栄養面では、生春巻きは炭水化物や食物繊維が多く、ベジタリアンにも適したメニューと紹介されている。
パリ五輪の飲食エリアは、世界各国から集まる選手たちの多様な食文化に対応するため、ヨーロッパ(World)、アジア(Asian)、ハラール(Halal)など、計6つのエリアに分かれている。
また、ストリートフードやサンドイッチ、バーガー、デザートなどを提供する11のサブエリアも設けられ、それぞれの料理はミシュラン星付きシェフによって調理される。
過去のオリンピックでもベトナム料理は提供されており、東京では和牛を使用したフォーが登場した。
また、リオデジャネイロでは炒めフォーが提供され、ベトナム料理の国際的な認知度の向上に貢献している。
パリ五輪2024は7月26日から8月11日まで開催され、大会期間中に少なくとも1530万人の国内外の観光客が訪れると予想されている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。