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母親による少女売春、残酷な実態

<写真:tuoitre-vn>
慢性糖尿病を患う14歳の少女が、「治療費を取るため」という口実で実母に売春を強要されていた。
ホーチミン市フーニュアン区の人民検察は、チャン・クオック・ズン被告(55)を18歳未満の買春で、NTKN被告(47)を売春斡旋で起訴した。
記録によると、Nとズンは以前から知り合いであった。2023年4月頃、Nは慢性糖尿病の治療中の実娘NKPUさん(当時14)の面倒をホーチミン市第2小児病院で見ていた。
その際にズンが病院を訪れ、見舞いとして金銭を渡した。
病院での会話中にズンが商売が順調ではないことを打ち明けると、Nは処女とセックスすることで運が開けると言い、娘の身体を売ることを提案したという。
その後、Nは娘を連れてハウザン省に戻り、ズンに「田舎の土地を買うから1億ドン(約59万8600円)をくれ」と電話したが、ズンは「金が足りない」と答えた。
調査の結果、これは土地ではなく、娘の処女を売るための値段であった。
数日後にNは電話で6000万ドン(約35万9160円)を要求し、ズンは金額に同意した。その後にズンは3000万ドン(約17万9580円)への値下げ要求を行い、Nは受け入れた。
記録によると、Nは娘に「セックスすれば治療費が出る」と告げ、承諾させていたという。
その後、Nは2023年8月16日と12月8日の2回、娘をハウザン省からホーチミン市に連れて行き、フーニュアン区2街区クーラオ通りのホテルで売春させた。
2024年に入って娘がNとすでに離婚している実父に事件のことを話した。娘が第2小児病院に入院すると、父親は医師に事件のことを伝え、病院が1区ベンゲ街区警察に通報した。
ベンゲ街区警察によると、娘はズンから受け取った金銭を全てNに渡していた。また、Nはズンとのセックスについて誰にも話さないように口止めをしていたという。
ベンゲ街区警察は迅速にNとズンを本部に連行し、立件した。Nとズンは犯罪行為を自供しており、ズンは実際に総額2530万ドン(約15万1996円)を支払い、Nは受け取った金額を全て使ってしまったことが明らかになった。
Nの逮捕後に、娘は実父に引き取られて暮らしている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。