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ホーチミンの浮浪者問題、2400人近くを施設に収容

<写真:tuoitre.vn>
ホーチミン市は最近の調査と検査の結果、約2400人の浮浪者と乞食を社会支援施設に収容したことを報告した。これは、2日に行われたホーチミン市労働・傷病兵・社会問題局の会合で明らかにされたものである。
同局の副局長、グエン・タン・ミン氏によると、過去1年間で関係機関は各区町村の作業グループと連携し、4356人の浮浪者と乞食を特定して対処してきた。
そのうち570人は居住地が確認され、家族や地元の管理下に戻された。1202人は社会支援センターに収容され、66人は精神病治療施設に収容された。
また、HIV感染者4人については医療機関と連携して治療が行われた。
現在、同局は16の社会支援施設を運営しており、ここでは受け入れ、スクリーニング、カウンセリング、精神療法、心理危機管理、リハビリテーション、そして浮浪者と乞食のケアと養育が行われている。
ホーチミン市保健局は、浮浪者や乞食、定住地のない人々の治療を行っている。さらに、救急センター、病院、医療施設に対し、健康が弱っている人、感染症が疑われる人などの治療を受け入れるように指示している。
作業グループが社会支援施設に収容した2353人のうち、労働年齢層(16歳~60歳)が45%を占めていた。グエン氏は、経済的困難から多くの人々が安定した仕事を見つけられず、ホーチミン市に移住して乞食をするようになったと述べている。
会議では、ホーチミン市公安局の副部長、ホ・ティ・ラン氏が、4356人の浮浪者と乞食のうち、2514人が薬物中毒者としてリハビリ施設に収容されたと報告した。また、220人の外国籍の浮浪者と乞食も社会支援施設に収容され、出身国に引き渡すための手続きが進められている。
さらに、公安局はビンフオック省やラムドン省、ビンズオン省などと連携し、1500人以上に市民カードとデジタルIDアカウントを発行した。また、身分証明書を持たない300人以上を受け入れ、社会公安局に引き渡している。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。