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ハドンに約100haの公園計画、27年までに実施予定
<写真:vietnamnet.vn>
ハノイ市ハドン区人民委員会によって広さ92haの文化・娯楽・スポーツ公園が計画されており、公園内には4つの広場が設置される見通しである。
このプロジェクトはハドン区のハカウおよびキエンフン地区にまたがっており、同区人民委員会が建築コンペの結果を正式に承認した。
コンペで選ばれた案によると、公園の主要な4つの門にそれぞれ広場が配置される。
中央広場は面積1万7300㎡で、ベトナムの「ソン・ティンとトゥイ・ティン」の伝説をモチーフにし、象徴的な文化を表現する。
地面には「九牙の象」「九つの爪の鶏」「九つの赤い鬣の馬」の絵が描かれる予定である。
祭り広場は1万1470㎡の広さを持ち、各種娯楽やイベントの開催が予定されている。
また、このエリアには伝統的な庭園やバドミントン、シャトルコック(ダーカウ)競技場も設置される見込みであり、同心円状に緑地や色彩豊かな素材で装飾される。
記念広場は1万5500㎡で、歴史的な功績を称える場として活用される。
広場の中央には、レ・ニャン・トン王の命令を受け、明王朝へ派遣された使節団のリーダーであったホアン・チン・タインの業績を象徴する「命令書」に似たシンボルが置かれる。
さらに、スポーツ広場は8200㎡で、オリンピックの5大陸を象徴する五輪の色を使用したデザインが施され、動きのある曲線を基調とした独自の造形が特徴となる。
公園内にはこれらの広場の他にも、伝統的な庭園や、絹織物で有名なヴァンフック村やチュオン村の帽子作り、ダシ村の鍛冶を象徴する庭園、日本庭園、広々としたイギリス風の芝生庭園など、多様な特色を持つエリアが設けられる予定である。
7月3日に開催されたハノイ市人民評議会の質疑応答で、ハドン区人民委員会のカン・ティ・ヴィエト・ハ議長は、52haの土地の整備が完了しており、プロジェクトは2段階で進められることを発表していた。
第1段階では、地盤整備や湖の掘削、消火設備の整備など、技術インフラが整備される。
第2段階では、公共投資や民間資金を活用し、スポーツ競技場や観覧車などの施設の建設が計画されている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。