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ベトナム上場企業トップの年収、平均は17億ドン

2024年09月09日(月)07時00分 公開
ベトナム上場企業トップの年収、平均は17億ドン

<写真:tuoitre-vn>

 

2023年のベトナムにおける上場企業の取締役会会長の収入データが公開され、サコムバンクの会長が銀行業界で最も高い収入を得ており、全体市場では金製品販売企業のPNJに次ぐ第2位であることが明らかとなった。

 

Fiingroupの報告によれば、2023年の上場企業取締役会会長の平均収入は17億ドン(約996万640円)であった。

 

業界別では、銀行や証券会社などの金融サービス分野の会長が最も高い平均収入を得ている。

 

特に、銀行や大手企業では、取締役会会長が経営に直接関与することが多く、そのため収入が高くなる傾向がある。

 

銀行業界の会長の平均収入は41億ドン(約2402万720円)、次いで金融サービス業が29億ドン(約1699万1680円)、石油業界が22億ドン(約1289万240円)で続く。

 

これらの数値には、ストックオプションや役員向けの株式報酬は含まれていない。

 

一方で、国営銀行の「ビッグ4」においては、BIDVのファン・ドゥック・トゥ会長や、VietinBankの会長がそれぞれ約24億8000万ドン(約1452万3860円)の収入を得ており、Vietcombankの前会長であるファム・クアン・ズン氏は16億3000万ドン(約954万7496円)であった。

 

また、VPBankの会長であるゴー・チ・ズン氏は33億6000万ドン(約1969万912円)の報酬を受けている。

 

さらに、調査によると、国有企業における取締役会会長の平均収入は市場全体と比較して16%〜20%低い一方で、自己資本利益率(ROE)は最も高いとされている。

 

このため、民間企業と国有企業の間での収入格差を是正することが、国有企業改革において重要な課題であると指摘されている。

 

企業は取締役会会長とCEOの役割を明確に分け、業績指標に基づいた収入構造の再設計を検討する必要がある。

 

具体的には収益性、資本効率、持続的な収入成長などの指標を基に評価することが望ましいとされる。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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