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ホーチミンの渋滞問題、緩和には2.5倍の道路幅が必要

2024年09月23日(月)07時00分 公開
ホーチミンの渋滞問題、緩和には2.5倍の道路幅が必要

<写真:tuoitre-vn>

 

ホーチミン市交通運輸局のブイ・ホア・アン副局長によると、同市が現在管理している約1000万台の車両を道路上にすべて並べた場合、現在の道路幅を2.5倍に拡張する必要がある。

 

9月19日に開催されたホーチミン市の経済・社会に関する記者会見で、交通運輸局は市内の車両増加に伴う道路の過負荷状態に対する懸念に対応した。

 

現在、関係機関によって交通インフラの拡充と道路の拡幅が計画的に進められているという。

 

ホーチミン市が管理している車両数は1000万台であるが、他省からの車両を含めるとさらに多くの車が市内を走行している。

 

市内の交通量がこれ以上増加するのを防ぐためには、道路インフラの拡充が急務であり、そのためには現在の道路幅を2.5倍に広げる必要がある。

 

また、ホーチミン市のみならず、ベトナムでは他の大都市でも人口密度の増加に伴う交通渋滞の問題が深刻化している。

 

この課題に対処するため、同局は主要プロジェクトの進捗を加速させ、監視カメラの増設や信号機の最適化を進めている。

 

さらに、AIやビッグデータを活用してリアルタイムで交通状況を解析・調整する技術導入を計画しているという。

 

加えて、交通の流れを効率的に管理するために、信号機のタイミング調整や交通分流の見直しを頻繁に行うことも検討されている。

 

現在、ホーチミン市は2040年までの都市計画調整案を策定中であり、2060年までを見据えた都市開発のビジョンに基づいて高架道路建設プロジェクトも検討状態にある。

 

同市はまた、公共交通の再編を進めており、バス路線網の再構築とサービスの質向上を目指す交通インフラ改善プロジェクトを推進している。

 

アン氏は「公共交通の発展が渋滞解消の鍵となる。個人車両の使用を制限し、公共交通を強化することが我々の目標である」と述べ、適切な条件が整えば今後10年以内に現在の渋滞状況を改善可能との見解を示した。

 

また、公共交通管理センターは、道路インフラに適した小型バス(30~40席)や中型バス(41~50席)の運行事業者を選定するための入札を実施している。

 

これにより、市内の狭い道路に対応した交通網の整備が進められ、メトロ1号線との接続を強化する17のバス路線が計画されている。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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