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暴れる麻薬仲間を撲殺、被告7人に懲役判決
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<写真:tuoitre.vn>
9月23日、キエンザン省人民裁判所は、違法薬物を使用し、その後仲間を暴行して死亡させた事件に関して、グエン・ホアン・シエウ被告(24)に懲役15年の判決を言い渡した。
シエウは殺人と違法薬物使用の罪に問われていた。
共犯者も同様の罪状で、ファム・フウ・コン被告(19歳)は7年6ヶ月、グエン・ヴァン・バン被告(23歳)は7年、チャン・ヴァン・カン被告(20)は5年、ブイ・ティ・ズン被告(55)は4年の懲役刑となった。
また、ヴォ・ヴァン・ゴック被告(37)およびカオ・ホン・トゥアン被告(32)にはそれぞれ懲役2年6ヶ月が言い渡された。
起訴状によると、シエウとトゥアン、バン、コン、ゴック、被害者となったグエン・ヴ・フオン(24)は、同じ漁船で働く仲間であり、シエウの家に集まって麻薬を使用していた。
事件は2022年8月12日の未明に発生した。
グループは使用していた麻薬が尽きたため、フオンとシエウはそれぞれ30万ドン( )を出し合って追加の麻薬を購入し、再び麻薬の使用を開始した。
午前4時頃、フオンが麻薬の影響で錯乱状態に陥り、制御不能となって大声で叫びながら暴れ始めた。
この異常な行動を目にしたシエウと他の仲間たちは、フオンを抑え込むために手足を縛り、長袖シャツやズボン、タオルなどを使って拘束した。
また、トゥアンはフオンの口を布で塞ぎ、シエウと共に顔を平手打ちするなどの暴行を加えて、フオンが叫び続けるのを止めようとした。
フオンが再び暴れたり叫び声を上げる度に、被告らはフオンをベッドに押さえつけて動けないようにしていた。
その後もフオンは暴れ続けたが、次第に力を失っていった。
朝になってゴックがシエウの家を訪れた際に、手足が縛られて動かなくなっているフオンを発見した。
ゴックはフオンを解放するように促し、フオンの口に布を巻くように指示したという。
この際、シエウの母親であるズンは、毛布を切って細かくした布をシエウとゴックに手渡し、フオンの口に巻き付けた。
その後、午前8時頃、シエウはフオンの呼吸と心拍が弱くなっていることに気づき、他の人に依頼して病院へ搬送しようとしたが、到着時にはすでにフオンは死亡していた。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。