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世界のココナッツミルク料理、ベトナム料理3つが選出
<写真:tuoitre.vn>
食文化専門サイトのテイストアトラスが発表した「世界のココナッツミルクを使用したトップ100の料理」で、3つのベトナム料理が選出された。
これらの料理はチェー・ブオイ(Chè bưởi)、バイン・ボー(Bánh bò)、コム・ズア・トム・ザン(Cơm dừa tôm rang)であり、いずれもベトナムの代表的な郷土料理である。
チェー・ブオイは33位にランクインし、評価は3.8/5点であった。これは特にベトナム南部の田舎で親しまれるデザートで、懐かしい郷愁を呼び起こす料理として知られている。
主な材料は緑豆、タピオカ粉、パンダンリーフ、砂糖、ココナッツミルク、そして欠かせないのがグレープフルーツの皮である。
皮は塩水に漬けて苦味を取り除いた後、細かく刻み、砂糖とタピオカ粉にまぶして歯ごたえのある食感を残す。この爽やかな甘さと冷たい食感が、特に暑い季節に人気を集めている。
バイン・ボーは43位で、評価は3.6/5点であった。中国から伝わった後にベトナム独自の発展を遂げ、特にココナッツミルクの香りが特徴となっている。
バイン・ボーには複数のバリエーションがあり、パームシュガーを使ったものや、蒸し、焼きなどがある。
作り方はシンプルに見えるが、材料のバランスやココナッツミルクの風味により、作り手ごとに異なる味わいとなる。
79位にランクインしたコム・ズア・トム・ザンは、ベンチェ省を代表する一品である。
特徴的なのは米がココナッツの実の中で調理される点であり、ココナッツの甘い香りが漂う米が食通たちに愛されている。
エビやグリーンピース、ハスの実などと共に炊き上げられ、特にココナッツ好きにはたまらない逸品である。
ベトナム料理は、その豊かな風味と独特の調理法により、国際的にも高く評価され続けている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。