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最高のディップソース100選、ヌクマムとマムネムが選出

<写真:tuoitre.vn>
ベトナムの代表的な調味料である「ヌックマム(Nước mắm)」と「マムネム(mắm nêm)」が世界の美味しいソース100選に選ばれた。
これはグルメ専門サイト「Taste Atlas」によるランキングで、ベトナム料理の独特な味わいが世界的に評価された結果である。
ヌックマムは22位にランクインし、評価は4.4/5であった。ヌックマムはベトナムの伝統的な料理に欠かせない調味料であり、現代の料理にも幅広く使用されている。
ベトナムでは日常の家庭料理や屋台の食事など、あらゆる場面でヌックマムが使用される。ヌックマムには「塩味」と「甘味」の2種類があり、それぞれの使い方や食べ合わせが異なる。
甘味のヌックマムは、ヌックマム、砂糖、レモン汁または酢、ニンニク、唐辛子、水を混ぜ合わせて作られる。作り手の好みによって風味が異なるが、主にコムタムやチャーゾー、バインセオなどと一緒に食されることが多い。
一方で、塩味のヌックマムは、鍋料理や蒸し料理、茹で料理など、よりシンプルな食材と合わせるのが一般的である。
マムネムは96位にランクインし、評価は3.9/5であった。こちらもベトナムの伝統的な調味料であるが、ヌックマムほど広範に使用されるわけではない。
もともと中部ベトナムの料理に多く使われていたが、現在では全国的に知られるようになっている。
マムネムは特に「素朴な味わい」で知られており、魚醤をベースにパイナップルや生姜、レモングラス、ガランガル、ニンニク、唐辛子などを加えて作られる。
これらの材料はマムネム特有の強い香りを和らげ、豊かな風味を引き出す役割を果たしている。マムネムの特徴的な強い塩味は、地方によっては調整されることがあり、特に南部では甘味が強調されることが多い。
マムネムはブンやバインカン、ライスペーパーを使った料理とよく合う。庶民的な料理とともに、マムネムはベトナムの食文化の一部として親しまれている。
これら2つのソースのランクインは、ベトナム料理が持つ独自の風味と多様性が国際的にも評価されていることを示している。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。