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ベトナムの臓器移植件数、東南アジアでトップ
2024年11月05日(本日)07時00分 公開
<写真:tuoitre.vn>
元保健相であり、ベトナム臓器移植推進協会会長であるグエン・ティ・キム・ティエン氏によると、ベトナムは年間1000件以上の臓器移植を実施しており、この件数は東南アジア諸国で最多となっている。
11月2日、ホーチミン市のトンニャット病院が開催した第8回高齢者医療拡大会議で明らかにされた。
ティエン氏は「2024年にかけて、ベトナムでは脳死からの臓器提供件数が2倍に増加した」と述べ、同国の医療機関が脳死提供の推進に多様な方策を講じていることを説明した。
また、各病院内での臓器提供推進部門の設置が、その重要な要素であると強調した。
国家臓器移植調整センターのドン・バン・ヘー氏によると、国内には29の病院が移植手術を行う能力を持ち、年間1000件以上の移植を実施している。
しかし、脳死からの臓器提供は全体の10%にとどまっており、医療従事者の理解度も限られている。
脳死からの臓器提供に関する正確な知識を持つ医師や看護師の割合はわずか10%超にすぎない。
また、ヘー氏は世界において最も高齢の角膜提供者は107歳、最も高齢の臓器提供者は92歳であると紹介した。
2023年にアメリカでは臓器提供者の40%が50歳以上であり、移植を受けた患者の25%が65歳以上だったことを示し、高齢でも臓器提供や移植は可能であると訴えた。
ベトナムにおける脳死提供の割合は依然として低く、2023年には提供された臓器の94%が生体提供で、脳死提供は6%にとどまっている。
これに対し、国際的な脳死提供の割合は50〜90%である。
ティエン氏はスペインでは100万人あたり50人が脳死臓器提供を行い、年間4万2000人が救命される米国の例を挙げ、国内の提供増加の必要性を指摘した。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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