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ホーチミンの賃貸における電気代、高すぎる料金に不満の声
<写真:laodong.vn>
ホーチミン市では多くの下宿住人が1kWhあたり3800~5000ドン(約23.18〜30.50円)の電気料金を支払っており、この料金は市場価格とされているが、国の規定を超えている可能性がある。
そのため、多くの住民から不満の声が上がっている。
ホーチミン市ビンタイン区のL.T.Tさんは「電気料金が1kWhあたり4500ドン(約27.45円)と高額で、以前の居住地よりも高い。規定に違反していないか疑問がある」と語る。
別の住民P.Gさんも「1kWhあたり4000ドン(約24.40円)を支払っているが、どの賃貸でも高額なので諦めている」とコメントした。
一部の住人はエアコンや電気調理器具などを日常的に使用しているため、電気料金が月額数百万ドンに達し、家賃に匹敵するケースもある。
ホーチミン市電力総公社(EVNHCMC)によると、賃貸住宅での電気料金の取り扱いについての規定が定められている。
12カ月以上の契約がある場合は、住民が一時的な居住登録を行えば、住民または家主が電力会社と直接契約を結ぶ必要がある。
12カ月未満の契約で居住者数を正確に報告できない場合は、1kWhあたり2271ドン(約13.85円)が適用される。
これらの規定を守らない場合に家主は2000万~3000万ドン(約12万2000〜18万3000円)の罰金が科される可能性がある。
ホーチミン市内の下宿の多くは1kWhあたり3800~5000ドン(約23.18〜30.50円)が一般的で、特に4000ドン(約24.40円)が最も普及している。
家主は「どの地域でも同様の料金設定」として、住民の不満は受け入れがたいという姿勢を崩さない。
しかし、EVNHCMCは高額な電気料金が規定を超える場合、電力会社や公式の相談窓口を通じて申告するように呼びかけている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。