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ホーチミンの麻薬犯罪摘発、52%増加の3162件
<写真:baomoi.com>
ホーチミン市では麻薬犯罪が増加しており、同市公安局は前年比で麻薬関連事件の摘発を大幅に強化した。
ホーチミン市公安局は前年同期比で52%増となる3162件の麻薬犯罪を摘発したことを発表している。
ホーチミン市の治安状況について、5日に開催された経済・社会会議で、公安局副室長のグエン・タン・ロン上級中佐が報告した。
社会秩序犯罪は前年同期比で22%以上減少し、汚職、経済犯罪、密輸事件も1.5%減少したが、麻薬犯罪は複雑化しており、取り締まり強化が必要とされている。
ホーチミン市公安局は交通安全対策にも注力しており、交通事故は件数、死者数、負傷者数の3つの指標で減少した。
特に飲酒運転の取り締まりが強化され、15万8209件の違反が摘発された。公務員や軍人などによる違反についても厳正に処理された。
ホーチミン市内の医療インフラ整備についても進展が報告されており、同市建設投資プロジェクト管理委員会のチャン・ミン・フォン氏によれば、3つの主要病院建設プロジェクトが進行中である。
ホックモン総合病院は2024年12月までに建設工事が完了し、クチ総合病院およびトゥードゥック総合病院は2025年第1四半期に建設が完了する予定となっている。
また、医療機器の導入計画も進行中で、入札手続きが2025年第1四半期に実施される見込みである。全ての設備が2025年末までに整備され、稼働開始が期待されている。
ホーチミン市では治安維持とインフラ整備の両面で成果が上がっているが、麻薬犯罪の増加という課題が依然として残る。
公安局や関係機関は取り締まりの強化と住民の安全確保を引き続き優先課題としている。一方、医療インフラの充実が市民生活の向上に寄与することが期待される。
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