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ハッテン場を狙った強盗事件、ハノイで加害者3人を起訴
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<写真:danviet.vn>
ハノイ市で同性愛者の男性を標的にした強盗事件が発生し、被害者の1人が重傷を負った。
検察当局は犯行グループのハー・バン・トゥアン被告(27)を殺人、強盗、器物損壊の罪で起訴した。
また、ルオン・バン・ヴィン被告(25)を殺人と強盗の罪で、ダン・トン・カック被告(28)を強盗の罪で起訴している。
被告3人はハノイ市内でホームレス生活をしていた仲間であり、2024年1月頃からミーディン国立競技場向かいのレークアンダオ通り付近の空き地を犯行場所として利用していた。
この場所は人通りが少なく、同性愛者の男性が性行為の相手を求めて集まることが多かったため、被告3人はこれを悪用して強盗を計画した。
最初の事件は2024年4月24日の夜に発生した。
トゥアン被告とカック被告は共謀して被害者に近づき、脅迫してiPhone13 ProMaxを奪った。
盗品は売却する予定であったが、最終的にトゥアン被告が使用することに決め、カック被告には自身が使用していた携帯電話のVivoと50万ドン(約2950円)を渡した。
2回目の事件は5月14日で、トゥアン被告とヴィン被告が被害者を襲撃し、木材で殴打した。
被害者は脳損傷を負い、全治72%の重傷を負ったため、17億ドン(約1010万8235円)の損害賠償を求めている。
被害者から奪ったiPhone13 Proは370万ドン(約2万1810円)で売却され、売上金はトゥアン被告とヴィン被告の2人で分けた。
事件後に3人は逮捕され、盗品を購入した店主は盗品と知らなかったため刑事責任には問われなかったが、証拠品として携帯を提出している。
検察は被告3人に対し、売却益の370万ドン(約2万1810円)を返還するように命じている。
本事件は同性愛者を狙った悪質な犯行として社会に衝撃を与えた。
ハノイ市警察は被害者が声を上げにくい状況を利用した犯行手口を重く見ており、今後の再発防止策が求められている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。