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ホーチミン・メトロ1号線、3月9日に正式開業

2025年03月11日(昨日)07時00分 公開
ホーチミン・メトロ1号線、3月9日に正式開業

<写真:laodongthudo.vn>

 

ホーチミン市は3月9日、メトロ1号線(ベンタン~スオイティエン)の開業式を挙行した。

 

メトロ1号線は2024年12月に先行運行を開始して以降、2カ月余りで安定した運行実績と高い利用率を記録しており、公共交通網の拡充に対する市民の期待は一層高まっている。

 

都市鉄道運営会社の発表によれば、メトロ1号線は運行開始から3月9日までに累計1万5300本以上の列車を運行し、延べ約534万人が利用した。

 

1便あたりの平均乗客数は約348人に達し、これは当初予測の約1.8倍に相当する。

 

この利用者増に対応すべく、17路線の電動バスが新たに導入され、各駅と周辺の住宅地・商業施設を結ぶ移動ネットワークが構築された。

 

ホーチミン市は今後10年間で、総延長355kmに及ぶ7路線の都市鉄道網整備を目指している。

 

その先駆けとして、メトロ2号線を「国家議決第188号」に基づく特別制度のもとで試行的に推進する方針である。

 

この制度により、従来3~5年を要していた各種準備手続きが大幅に短縮され、用地取得およびインフラ移設は1.5~2年で完了する見通しとなっている。

 

メトロ2号線はODA資金を活用した総事業費約47兆8900億ドン(約2768億2498万円)の国家プロジェクトであり、2025年10月の入札、同年12月の着工、2030年の完成を予定している。

 

用地取得はすでに99.83%が完了しており、インフラの移設も2025年第3四半期には完了する見込みである。

 

ホーチミン市当局はメトロ2号線以外の6路線についても2025年から2026年にかけて準備を進め、2027年の着工を目指す方針である。

 

専門家は迅速な手続きと部門横断的な連携体制の確立が成功の鍵であると指摘しており、メトロ2号線の早期着工は新制度の有効性を示す試金石として重要視されている。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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