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ベトナム人の日本桜ツアー、高需要で早期予約相次ぐ
2025年03月14日(本日)07時00分 公開

<写真:vneconomy.vn>
2025年の桜シーズンにおいて、日本はベトナム人旅行者にとって依然として最も人気のある渡航先である。
旅行価格は前年と比較して10〜15%上昇し、一人あたり最大で約4000万ドン(約23万2800円)に達しているが、それにもかかわらず需要は高く、早期予約が相次いでいる。
価格上昇の背景には、旅行バスの不足による輸送費の高騰や、ホテル宿泊料金の上昇がある。
さらに、4月から10月にかけて開催される大阪・関西万博の影響により、東京・京都・大阪を結ぶいわゆる「ゴールデンルート」では混雑が予想されており、これも旅行需要を加速させる要因となっている。
こうした状況に対応すべく、旅行各社はツアー内容の刷新に注力しているという。
着物体験や芸者ショー、京都での宿泊など、文化的な体験を重視した内容が盛り込まれており、早期予約キャンペーンも展開されている。
さらに、東京〜富士山〜山梨〜白川郷〜京都〜大阪といった新たな観光ルートが人気を集めており、旅行者の関心を広く引きつけている。
また、ベトナムの大手旅行会社は、桜の開花が最も早い九州地方へのツアーに加え、韓国や台湾との連携ツアーも提案している。
台湾では陽明山公園や阿里山といった高地での花見体験が注目されており、韓国では済州島や汝矣島、景福宮などの名所に加え、桜並木を走るソウルマラソンとの組み合わせが人気である。
一方で、日本への再訪を控える旅行者も一定数存在しており、紅葉シーズンや冬季の北海道・東北地方への関心も高まりつつある。
これにより、旅行市場は日本への一極集中から、より多様な行き先を模索する傾向へと変化しており、旅行会社各社には柔軟な対応が求められている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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