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ベトナム南部の雨季入り、例年よりも早まる見通し
2025年04月15日(火)07時00分 公開

<写真:laodong.vn>
ベトナムの南部地域では、例年より約10日早い4月末にも雨季が始まる見通しである。
ホーチミン市をはじめとする南部各地では、これに伴い突発的な豪雨や落雷、雹などの極端な気象現象の発生が懸念されている。
南部気象水文局のレ・ディン・クエット予報部長によれば、例年の雨季開始は5月上旬であるが、2025年は高気圧の勢力が弱まり、西風および南風が早くから発生しているという。
これらの風が南西モンスーンに転じることで、海上から湿った空気が内陸部に流れ込み、降雨を引き起こすとされる。
気象専門家も南西モンスーンの安定した活動が南部における雨季到来の主要因であると説明し、5月初旬以降には降雨が本格化するとの見解を示している。
雨季はキエンザン省やカマウ省から始まり、徐々に南部全体へと広がる見込みである。
また、4月末から5月初旬にかけては乾季から雨季への移行期にあたり、大気の対流活動が活発になる。
この影響により、激しい雷雨や雹、竜巻が発生しやすい状況となる。
実際、2月13日には今季初の熱帯低気圧の影響でホーチミン市とその周辺地域において、過去20年で最大規模の大雨が観測された。
ドンナイ省とホーチミン市では、それぞれ126ミリ、124ミリの降雨を記録している。
さらに、ここ数日間もホーチミン市では大雨により多くの道路が冠水し、ビンズオン省では雹を伴う激しい雷雨によって倒木が発生し、女性1人が死亡するという被害も確認されている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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