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タンソンニャットでの大規模遅延、原因はベトジェットの体制変更
2025年04月25日(昨日)07時00分 公開

<写真:danviet.vn>
ホーチミン市のタンソンニャット国際空港において、4月20日および21日にかけて大規模なフライト遅延および欠航が発生し、国内外の多数の利用客に深刻な影響を与えた。
最大で10時間に及ぶ遅延も確認され、多くの乗客が予定の大幅な変更を余儀なくされた。
この混乱の主因は、格安航空会社のベトジェットが地上サービスの運営を外部委託から自社運営へと切り替えたことにある。
ベトジェットは4月19日をもってサイゴングランドサービス社(SAGS)との契約を終了し、翌20日からはチェックイン、手荷物処理、旅客輸送などの業務を自社で実施する体制へ移行した。
しかし、十分な準備が整っていなかったため、各業務の遂行に支障を来し、結果として空港全体でサービスの遅延や混乱が相次いだ。
この影響により利用客はフライトのキャンセルやスケジュール変更を余儀なくされ、ホテル代や交通費などの追加支出も発生した。
ベトジェットは一部の利用客に対し、最大100万ドン(約5485円)分の電子バウチャーによる補償を行ったが、現金での補償を求める声が利用客の間で広がっている。
ベトナム民間航空局は今回の事態を受け、各航空会社に対し被害を受けた乗客への責任ある対応を強く求めており、空港内での支援窓口の設置や正確かつ迅速な情報提供の徹底を指導している。
現在、ベトジェットは他の地上サービス業者との連携を図りつつ、運営体制の立て直しを進めている。
しかし、失われた利用客の信頼を取り戻すには相応の時間を要する見込みである。
今後、同様の事態を再発させないためには、地上サービス自社化に伴う人的資源の確保と設備体制の強化が急務となっている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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