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人身売買被害者の八割、中国で性的搾取の対象に
2025年05月14日(本日)07時00分 公開

<写真:yenbai.gov.vn>
ベトナム保健省の報告によれば、同国における人身売買被害者の大多数が国外に売却され、その主な渡航先は中国であるとされている。
売却された女性の約80%は現地住民との強制結婚や性的搾取を目的として取引されていた。
報告では2012年から2025年初頭にかけて約1万1000件の人身売買関連事案が確認され、そのうち約8500人が正式に被害者として認定された。
被害者の多くはラオカイ省、ハザン省、クアンニン省などの国境地域で保護されている。
また、被害者の約37%が非識字者であり、約7%は「安定した職や裕福な外国人との結婚」といった虚偽の誘いに騙された若年女性や学生であった。
被害者の約半数は自力で帰国したか救出され、残りの者は二国間協議を通じて送還された。
一方、ベトナム公安省の統計によれば、同国では年間400件から500件の人身売買事件が発生しており、その約70%が中国を目的地としている。
中国では長年にわたる一人っ子政策の影響により、結婚適齢期の男性が3000万人以上存在しており、「花嫁不足」が深刻な社会問題となっている。
保健省は被害者支援体制の不備も重大な課題として指摘しており、特に初期支援における補助金制度の整備や、心理的・医療的支援の拡充が強く求められている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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