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トランプ大統領の息子、開発プロジェクト起工式で訪越

<写真:cafef.vn>
米国トランプ・オーガナイゼーションの幹部および、ドナルド・トランプ大統領の長男であるエリック・トランプ氏がベトナムを訪問した。
今回の訪問は同社が参画する大規模都市開発プロジェクトの起工式への出席と、今後の投資機会を模索することを目的としている。
訪問団にはエリック・トランプ氏の妻であるララ・トランプ氏、同社幹部のローレンス・グリック氏らが名を連ねている。
5月21日にはハイズオン省フンイエン郡コアイチャウ地区において、総投資額15億3300万ドル(約2376億1500万円)規模に及ぶ都市複合施設、エコツーリズム施設、ゴルフ場を含む開発プロジェクトの起工式が開催された。
この事業はベトナムの大手不動産企業であるキンバック都市開発総公社(KBC)の子会社と、米国の複数の投資ファンドが共同で推進しており、トランプ・オーガナイゼーションが開発パートナーとして参画する。
フンイエン省人民委員会と同社との間では、2024年9月に米国で覚書が締結されていた。
5月22日には訪問団がホーチミン市を訪れ、同市の文化、観光資源、経済的潜在力を視察する予定である。
ホーチミン市当局は以前より、トランプ・オーガナイゼーションに対して「トランプ・タワー」の建設を含む投資協力を打診してきた経緯がある。
本プロジェクトが異例の速さで承認された背景について、KBCのダン・タイン・タム会長は「6カ月という短期間での起工は極めて異例である」と述べた。
同社は2027年のAPEC開催を見据え、今後2年以内の完成を目指している。
トランプ・オーガナイゼーションは今後もベトナムへの継続的な投資を検討しており、同国との経済関係の深化と、自社の国際的ブランド価値のさらなる向上を図る構えである。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。