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ホーチミンの未成年出産事例、2年間で800件超を確認
2025年05月30日(金)07時00分 公開

<写真:nguoiquansat.vn>
ホーチミン市において、過去2年間で未成年の少女による妊娠および出産事例が798件確認されたことが明らかとなった。
ホーチミン市当局によれば、これらの事例が少女たちの身体的および精神的健康に深刻な影響を及ぼしている。
ホーチミン市内の小児病院第1、小児病院都市部、整形外科病院の3施設は28日、女性や子ども、暴力・虐待の被害者を対象とする包括的支援制度「ワンストップ支援モデル(Bồ Công Anhモデル)」を正式に導入した。
このモデルは2023年初頭にフンヴオン病院で初めて運用され、これまでに224件の被害者に対して迅速な支援を提供してきた。
224件のうち194件、すなわち86.6%が16歳未満の少女による妊娠・出産事例であり、未成年による出産が深刻な社会課題として浮き彫りになっている。
モデル導入と同時期に、さらに1009件の未成年妊娠・出産事例が確認されたが、その多くはこの支援制度を利用していなかった。
ホーチミン市人民委員会のグエン・ヴァン・ズン副委員長は、性別に基づく暴力が複雑化する中で、都市として多くの対策や政策を講じてきたと述べている。
新たに導入された支援モデルは、暴力や虐待を受けた女性および子どもに対し、医療、心理、法的支援を一体的に提供することで、被害者の社会的孤立を防ぐことを目的としている。
また、ホーチミン市保健局には暴力被害者に配慮した適切な医療体制の整備が求められており、教育訓練局には未成年で妊娠・出産を経験した少女が引き続き教育を受けられるように、支援体制の構築が求められている。
ホーチミン市は今後も、未成年者の権利を保護し、同様の事例の再発を防ぐための取り組みを強化していく方針である。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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